湿度や気温の変化によって、髪の広がりや動きが気になり始める季節になってきました。
そんな時期になると、美容室では縮毛矯正や髪質改善といった、癖毛対策のご相談も増えてくるのではないでしょうか。
その中で、
「ヘアカットでも、もう少し扱いやすくできないかな?」
と思った時に、「ドライカット」という言葉で検索した美容室が、あなたのお悩みを解決できる美容師に出会えるきっかけになるかもしれません。

今回は、そんな「ドライカット」について少し共有してみたいと思います。
ドライカットとは、読んで字の如く、乾いた状態の髪をカットすることです。
言ってしまえば、自宅で気になる前髪をチョキチョキするのもドライカットになるわけですが、
美容業界でいうドライカットは、スライドカットやストロークカットなど、ハサミを滑らせたり振ったりしながら、毛量や毛流れ、質感を調整していく“感覚的ドライカット”として知られています。

乾いた自然な状態を確認しながら切れるため、
「ここが跳ねる」
「ここが膨らむ」
「ここが重たい」
そんな日常的なお悩みを確認しながらヘアカットできるところが利点です。
そう考えると、ご自宅で前髪を切る時も、
“気になる部分を見ながら調整する”

という意味では、実は美容室で行うドライカットと一緒で、自然な状態で良いなと思うところでカットするわけです。
そして、その仕上がりにも経験や感覚が大きく表れるところも似ているのかもしれません。
だからこそ、「ドライカット」を打ち出している美容室や美容師は、癖毛や毛流れの扱いが上手な場合が多く、

「癖毛をヘアカットで少しでも扱いやすくしたい」
そんな時に探してみる美容室としては、とても良い選択肢なのかもしれません。
さらにポイントとしては、
一般的な“感覚的ドライカット”と、
ベースカットから質感づくりまで、すべてをハサミ1丁で構築していくドライカット技術では、考え方そのものが異なるという点です。
ちなみに一般的なヘアカットでは、まずベースカットと言われる長さや形を作り、
その後、感覚的にドライカットで質感を調整していく流れが多く見られます。
一方で、
質感を調整しながら、求める長さや形へ近づけていく。
そんなプロセスが、フランス式ドライカットです。
形の構築自体は、理論的なイギリス式カットに近いベースカット技法をベースに
ハサミを開閉し、刃先で髪をしっかり切り落として生じる積み重なる毛束によって、フォルムと質感を同時に構築していくところに特徴があります。
そこに、フランス式カットならではの質感が生まれます。
つまり、同じ「ドライカット」という言葉でも、
感覚的に質感を調整していくドライカットと、
ベースカットから質感までを一つの設計として構築していく“ドライカット”があるということです。
髪1本1本の重なりによって生まれる自然な動きや柔らかさは、感覚的なドライカットに近い質感表現でありながら、
イギリス式のようなしっかりとしたデザインシルエットを構築できるところは、フランス式カットの特徴の一つです。
最終的には、
「なんか良いな」
と感じるヘアスタイルづくりにおいては、
最終的に、感覚的なセンスや経験も、とても大切な要素になると思います。
何を重視して“扱いやすさ”を求めるのか。そこが、美容室選びにおいて大切なテーマの一つなのかもしれませんね。
ヘアカットでお悩みの場合には、ぜひ参考にしてみてください。
髪のご相談など、どうぞお気軽にお声がけください。
フランス式
乾かすだけで髪がまとまる
Kamikaze〜 髪風 〜
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UZI 銀座店・UZI東松戸店 の2拠点で承っております。 ご予約は優先制です。
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ご案内の流れ
求めるヘアスタイルより一回り大きめにカットを行い、
少しずつ理想の形へ近づけていくアプローチ
お客様とヘアカットのプロセスによる変化を一緒に確認しながら、
「ちょうど良い加減」を見つける様にハサミ1丁で仕上げます。
最初に、大まかなヘアスタイルのイメージを共有いたします。
※必要に応じて、プレドライカットを行う場合がございます。
洗髪後、自然な髪の状態を確認いたします。
求めるヘアスタイルのイメージより一回り大きめにフランス式カットを行います。
髪が乾いていく過程で、髪のクセや毛流れを確認しながら、
少しずつ求めるヘアスタイルへと調整していきます。
最後に、ブローセット後の状態や、
スタイリング時の変化も確認しながら、
ドライカットで微調整し、仕上げます。
フランス式カット講習会のご案内
「カットが上手になりたい」 「ハサミ1丁で仕上げる技術を身につけたい」
そんな方に向けて、フランス式カット技法・ドライカット技術講習会を東京銀座・千葉東松戸で開催しております。
開催コース

- Basic 9(基本9スタイル)
- G&L (グラデーションとレイヤーのミックススタイル)
- Advance(実践・サロンワーク)
📩 詳細・お申込みは こちらの講習会相談窓口 または 📩Instagram DMまで。
📺 講習会の様子は YouTube にて公開中「Kamikaze」で検索のうえ、ぜひご視聴ください。
Kamikaze コームのご購入はこちらから
髪の自然な状態を尊重しながら、
ドライカット・ウェットカットいずれの工程においてもコームワークを損なわない、ちょうど良いクシ通りを目指しました。
ヘアカットは、洗髪後の濡れた状態から仕上げ時の乾いた状態へと移り変わる過程の中で、
少しずつ理想のヘアスタイルへとデザインされていきます。
そのように変化する髪の状態においても、
無理なく対応できることは、一つの理想と言えるのではないでしょうか。
その想いから、髪にかかるクシ通りの強さ(テンション)においても「ちょうど良さ」を最優先に考え、
求めるヘアスタイルへのアプローチ効率の向上を図りました。
刃の形状、数、長さ、それらがもたらす手に馴染む感覚を大切にし、
ストレスのない操作性を形にしています。
材質には、約210度まで対応可能な良質な特殊素材を採用。
高い耐久性を備えつつ、適度な弾力性も兼ね備えています。
余談
素材に合わせて専用の道具等も多々ありますが、
実際使用している物は、使いやすい1つか2つと言う事も多いのではないでしょうか?そんな使いやすい道具になればと思います。
*こちらの商品は講習会セミナー向けの会場展示品でもある為、稀にフィルムケースなどに汚れがある場合がございます。
You tube Kamikazeチャンネルで本商品を使用しています
チャンネル登録とLikeボタンでオリジナルKamikazecut技術パンフレットを同封して配送致します
ヘアカットのご紹介
Education -ヘアカット講習用
そしてこの先では、ドライカットのより具体的なデザインの作り方や技術的な考え方についても深掘りしていきます。 こちらにて詳しくご紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
■ドライカットの利点と欠点
ここから先では、もう少し踏み込んだ内容を書いてみたいと思います。
フルドライカット技法。
細かいブロッキングに分けて進める場合、乾いた自然な状態を見ながら細かく処理できるため、
・癖の動き
・毛流れ
・膨らみ方
・質感の変化
を細部まで確認しながら調整できるという利点があります。
一方で、細かく分ければ分けるほど、
視点が“部分”へ集中しやすくなります。
そのため、層ごとのカットが終わった最終段階で、再度全体を見直して調整を行う、といった工程が必要になる場合も少なくありません。
つまり、
“今、全体がどういうフォルムへ向かっているのか”
“求めているヘアデザインへ本当に近づいているのか”
という、全体像としての視覚的デザイン構成が見えづらくなっていくわけです。
その結果、
理論的に細かく切っていても、
どこか仕上がりがぱっとしない。
なんとなくデザインがぼやける。
そんな状態になることも少なくありません。
つまり、細かく丁寧に行うほど、逆に全体像を感覚的に補わなければならない場面も増えてくるのです。
もちろん、そこを経験値やセンスでカバーできる美容師さんもいます。
私もそんな経験をしてきた中で、
今フランス式カットで大切にしているのは、
“なんか良い”
と感じる、デザイン性のあるヘアスタイルを作ることです。
そのため、フランス式カットでは、極力全体のフォルムを見失わないように進めていきます。
その中で、
毛先の処理だけで収まる場所には、それ以上ハサミを入れない。
逆に、
求めるヘアスタイルに対して、
・そこだけ膨らむ
・毛流れがいびつに見える
・フォルムが崩れて見える
そういった箇所だけを見つけ、必要な部分だけを分けて調整していく。
そんなプロセスを取っています。
つまり、
細かく全部を切り込んで整えるというより、
“いらないところを見つけていく”
という感覚なんですね。
全体を見ながら切るからこそ、
違和感のある場所や、余計な厚み、崩れた流れが浮き上がって見えてくる。
そして、そのポイントだけを処理する。
そんな、理想のカットを形にし始めた頃の、昔の動画です。
ご購読ありがとうございます。
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